この事例の依頼主
男性
相談前の状況
事故の態様から,相談者には20%の過失割合は避けられませんでした。もっとも,相談者の自動車保険に人身傷害保険(ほとんどの方が加入しています)が付いていました。
解決への流れ
相手方保険会社から賠償金を得る前に,依頼者の人身傷害保険から保険金を先に受領しました。その後,相手方保険会社から,損害全額(100%)から人身傷害保険からの受領分を差し引いた金額を受領しました。結果として,相談者は過失0%とほぼ同額の賠償金を得ることができました。
事故態様から,相談者に過失がとられる場合にも,人身傷害保険を使用することで,過失分をカバーすることができる場合もあります。自動車保険の仕組みは複雑なものも多いため,まずは弁護士にご相談ください。