この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
ご依頼者さまは25年ほど前からカードローン会社を利用し、約20年にわたって数万円から数十万円を借りては返す生活をしていました。5年ほど前に完済することができましたが、過払い金が発生しているのではないかと考え、弁護士法人プロテクトスタンスにご相談されました。
解決への流れ
本件を担当した弁護士がご依頼者さまの取引履歴を確認し、法定利率での引き直し計算をしたところ、300万円以上の過払い金が発生していることが分かりました。しかし、カードローン会社との交渉では177万円の返還が提案され、弁護士は提案を拒否。その後も全額返還の請求に応じなかったため、訴訟により回収することにしました。訴訟に進んでからもカードローン会社と交渉を続けたところ、310万円が返還される内容で和解し、当初の請求額に近い過払い金の回収に成功しました。
過払い金の返還請求は、取引履歴の開示請求や、法定利率での引き直し計算、金融機関に対する返還交渉、訴訟対応など、さまざまな手続きが必要です。これらの手続きを進めて適切な金額の過払い金を回収するには、法的な専門知識や交渉の経験などが求められます。そのため、過払い金の返還請求に詳しい弁護士に相談することをおすすめします。