犯罪・刑事事件の解決事例
#給料・残業代請求

【タイムカードなし】【労働審判】会社にタイムカードがないものの、労働審判を経て残業代を獲得した事例

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田中 貴大 弁護士が解決
所属事務所田中総合法律事務所
所在地東京都 中央区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

勤務先を退職したものの、残業代が払われなかったことに違和感を覚えた方からの相談です。相談者の勤務先ではタイムカードやアプリでの労働時間の管理がされておらず、自己申告すら求められていませんでした。そのため、実際には夜遅くまで残ったり朝早く出社せざるを得ないにもかかわらず、一切残業代が払われませんでした。会社が全く労働時間を記録していないとしても、相談者が通勤手段として交通系ICカードを用いていたことや出退勤時間を手帳に記録していたこともあり、労働審判をおこすこととなりました。

解決への流れ

会社側は、労働時間をしっかり記録していないにも関わらず残業代の支払いを強く拒否し、労働審判委員会からの説明に対しても強く抵抗しました。最終的には、手帳の出退勤時間の記録とICカードの履歴をもとに、納得のいく解決金の支払いを受けることで合意が成立しました。

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田中 貴大 弁護士からのコメント

タイムカード等の記録がない場合でも、あきらめる必要はありません。ほかにも証拠がないか、一緒に探しましょう。手元に証拠がない場合であっても、残業代を獲得できるケースはありますので、弁護士に相談の上、進め方を考えることが大切です。