この事例の依頼主
10代 男性
相談前の状況
被害者は同乗していた自動車の運転ミスによる横転事故で、左手に傷害を負いました。約3年にわたる通院治療後も、手の甲に醜状痕(後遺障害14級)と指に機能障害が残りましたが、加害者が損害賠償に応じなかったため、被害者自身の保険を利用して治療を行いました。
解決への流れ
自賠責保険で認められなかった指の機能障害についても賠償を求めるため、訴訟を提起しました。裁判では、被害者側の主張がある程度認められることを前提とした話し合いが可能となり、最終的には和解で解決することができました。
自賠責保険で認定されなかった機能障害についても裁判で主張し、和解という形で賠償を勝ち取ることができた事例です。交渉で解決が難しいケースでも、訴訟を提起することで、依頼者にとってより良い結果を導くことができることを示しています。